こんにちは、あすちゃんです。
最近、仕入れる商品や店舗について相談を受ける機会がありました。
そこで今回は、「せどりを始めてみたはいいけど上手くいっていない」方向けに、まず何をすれば良いかを解説したいと思います。
せどりを始めた頃は、仕入れをする前からAmazonの規約を読み込んだり、色々忙しい中で仕入れに行くので、勢いだけでリサーチに行く方が多いのかなと見受けられました。※もちろん仕入れに行くことは良いことです
今思い返すと「最初からこういう風にせどりをやれば良かったな」というものは自分の中であったので、自分がせどりで上手くいかなかった時の体験も合わせて参考にしていただければと思います。
今回は便宜上、下記の方を初心者として定義していきます。
■初心者の定義
・せどり用のアカウントを持っているorまたはこれから作る
・何からやっていけばいいか分からない(ジャンル選定)
・取り組んではいるけど月利5万円以下
それでは見ていきましょう!
目次
仕入れの判断力を上げよう【keepaを読んで利益商品の波形を理解する】
仕入れに行く前に、keepaの読み方など、仕入れ判断について勉強していきましょう。
前提として、せどりで稼げている人は仕入れの判断が早いです。
・いつまでに売れるか
・この商品は利益が出る価格で売れるのか
・今は利益が微妙だけど今後利益アップのポテンシャルはあるのか
など、上記の判断材料にライバルの数(在庫)を合わせて判断しています。
少し商品知識や相場感が付いて慣れてくると
・この商品は、ランキングは良くないし出品者もいないけど出品者がいる時はしっかり売れているので仕入れる
・この商品の過去シリーズはプレっているので今のシリーズも利益商品だと判断してプレる前に仕入れる
といったような、商品知識と相場感を合わせて、長い期間を見て仕入れ判断ができるようになります。
初心者が特に失敗しやすいNG例
初心者が陥りやすいのはランキングでしか商品を判断しないことです。ランキングだけで仕入れをしてしまうと売れない商品や利益が出ない商品を仕入れてしまいます。
前提として、カテゴリーやジャンルごとに商品の売れる速度は違うし、ライバルの数も考慮しないといけないことは覚えておく必要があります。下記のような仕入れはおすすめしません。
・○位以上なら仕入れよう
・ランキングが動いているから仕入れよう
繰り返しになりますが、商品によって判断する材料は変わるので、一概にランキング○位以上は仕入れるというのは仕入れ判断においてかなり危険です。
仕入れの精度を上げるためにはリサーチの数をこなしたり、Amazonで利益が取れそうな商品の波形を見るなどして経験を積んでいきましょう。
まずは多くの商品をリサーチして、仕入れ判断の精度を上げることが、せどりで稼ぐための最短ルートと言っても過言ではありません。
1つの店舗やジャンルに絞る【まずは1点集中】
初心者の方はまず、1つの店舗やジャンルに絞ったほうが成長が早いです。
理由は、初心者の方は自分のせどりの「型」ができていないからなのと、1つのジャンルで利益が取れるようになれば、他のジャンルでも仕入れができるようになるからですね。
要するに、「自分の強みがあるのか」ということ。
オールジャンルにせどりができる方もいますが、そのような人でも、よく仕入れに行く店舗や、仕入れが多い商品ジャンルはあります。
初心者の方はこの「型」=「強み」がないまま、「とりあえずゲームがやりやすそうだしGEOに行こう」や、ドンキで利益取りやすい商品ジャンルは知らないけど「せどりと言えばとりあえずドンキのイメージが強いからドンキ行こ」と漠然と店舗へ行くなどしていると考えられます。
このように「なんとなく」でせどりをやっていては、せどりで継続的に稼ぎ続けるのは難しいです。ちなみにせどりを始めた初期の自分がこれに当てはまります。
僕はせどり3ヶ月目で家電量販店せどりで稼げるようになり、そこで初めて稼ぐための「型」ができて、今でもその「型」を軸に継続的に稼ぎ続けています。「型」ができたのはリサーチに行く前からその店舗のことを調べた上で行って、利益が取れたことが始まりです。
その頃は「家電量販店」の「ヤマダ電機」、そして「家電」に絞ってリサーチしていたので、他のジャンルを右往左往しているよりかは早く結果が出たのかなと思います。
まず結果を出したいならこのような【選択と集中】でやっていくことをおすすめします。
例えば上記のGEOの例でせどりをするなら、下記のようなステップを踏みましょう。
■仕入れに行くまでのステップ
① 「ゲームはGEOで仕入れられそう」
② GEOせどりのコツを調べる【ノウハウ】
③ ひたすらGEOのみを回って経験を積む
店舗やジャンルの絞り方【情報収集から実行に移すまでの具体例】
上記で「型」=「強み」を作る、という話をしました。作るためにまずはジャンルを絞っていきましょう。
絞るのは、自分の興味のあるジャンルでも、稼げそうと思ったジャンル何でも良いです。後はその選んだジャンルに対して、利益が取れる店舗にいきましょう。
■ジャンル選定例
・おもちゃが好き→おもちゃジャンル→トイザらスやイオンでせどり
・家電が利益取りやすいと感じた→家電ジャンル→ヤマダ電機などの家電量販店やホームセンターでせどり
・ヘルビなどの消耗品が低資金で始められつ且つ回転良いジャンルだと思った→消耗品ジャンル→ドラッグストア、ホームセンター、ドンキなどでせどり
このような感じです。後は選んだジャンルと店舗に対して、利益を取るためのノウハウを見てリサーチに臨んでいきましょう!
準備をしっかりして、後は行動あるのみ【努力は必要】
ここまでの話をまとめると、『せどりは努力は必要ですが、努力するための準備も必要』ということです。
■せどりで努力するための準備【選択と集中】
① keepaを読み、仕入れ判断力を上げる
② ジャンル・店舗を1つ選び、リサーチ方法を調べる
③ 選んだジャンル・店舗で利益を取れるように1点集中でリサーチしていく
①と②は並行して行動していってもOKです。
正しい商品知識と相場感を積み上げ、リサーチ(努力)が無駄にならないためにも、努力をするための準備はしっかりとやっておきましょう!
今回は以上です。